Alex och Sayu

Thursday, November 30, 2006

ちょっとの手間


移動式テレビの話を書いて、今更ながら再認識したことがある。「いちいちテレビを持ち上げて移動させるのは面倒だ」 小さいテレビながら結構重いし、床にはケーブルがどくろを巻いている。

他にも普段の生活の中で「ああ、面倒だ」と思うことはよくある。

例えばラップ。日本にはすばらしい発明家がきっといて、あの「くるっとぱっ」なラップ(ラップをくるっと回すだけで簡単に切れる)が世に出回っているのだろう。あのラップの構造はスウェーデン人にも真似しようと思えば出来るだろうし、頑張って考えれば自分たちで何かいい方法を思いつくかもしれない。

それなのになぜスウェーデンのラップはこうなのか。

まずラップがくっ付いていて、なかなか離れない。
はがすのにひと手間
ぐーっと引っ張り出して、よし切るぞとなっても一度手を離して、端っこからゆっくりピリピリしないと切れない。
ふた手間
端っこからノロノロ切っていくと、最後のほうには引き出したラップはぐちゃぐちゃ。使う前にぐちゃぐちゃのラップを、なんとなく使えるくらいまでに広げなおすのに
最後の手間。

たかがラップをお皿にかけるのに、ものすごい時間がかかる。次に日本に行くときには、日本からラップを買っていこうかなと思ってしまう。だけど考え直してみたら、何をそんなに急ぐのか分からなくなってしまった。ラップに限って言えばぐちゃぐちゃにならないラップは欲しい。でもだったらラップを使わなければいいんだよね。

デンマークでお世話になった家ではラップは存在しなかった。残ったご飯にはお皿をかぶせたり、タッパーなどの容器に入れ替えてたし。

きっと「ラップは使わない派」と「何もそんなにせかせかしなくても派」が多いスウェーデンには、便利なラップは必要ないのかも。

Tuesday, November 21, 2006

ミオ、わたしのミオ



先日マルメのHIPP劇場で「ミオ、わたしのミオ」の公開練習を見ました。

劇場は満員で親子連れの家族や、大人2-3人連れで大賑わい。普段見ることの出来ない演劇の練習風景はすごく面白かったです。

一番印象に残ったのは、役者2人が空中にぶら下がったままの演技をするシーン。細いワイヤーで吊り上げられて、足に血が回らなくなるみたいで、途中なんとも情けない声で「あぁー、すいませんん・・もう駄目おろして」と根をあげてた。舞台に降ろしてもらうなり、大の男が下半身をクネクネ躍らせ、血がまた通うようにしてたけど。レイザーラモンHGを思わせる動きで、みんな大爆笑。

きっとこれから開幕までの数週間、何度もこのシーンを練習して足がしびれない方法を編み出していくんだろうな。

ちなみに「ミオ、わたしのミオ」はスウェーデン人みんなのアイドル、アストリッド・リンドグレーンが書いた本。このポスターは劇場でもらってきたもの。拾ってきた額と合わせて、玄関にどーんと置いてあります。ろうそくはスノーボールと言って、コスタ ボーダ製。これももらいもの・・・。

Friday, November 17, 2006

我がアパートの家具 -移動式-


うちのテレビ画面は14インチ。そしてテレビからソファまでの距離は約3メートル。このままではサッカーやアイスホッケーの試合が見づらい!特にアイスホッケーだとパックが消えてしまい、(小さすぎて見えない)シュートしてもゴールに入ったか分からなければ、楽しさ半減。もしくはそれ以下で、試合を見る意味もなくなってしまいます。なので、うちは移動式のテレビ台を利用して快適生活。

移動式のテレビ台と言えばキャスターが付いていて、床をゴロゴロ転がせるようになっているけれど。うちのは人力移動。テレビを見るときは、こうやって・・・・・

よっこらせっせ。

なんて便利な移動式家具!

Saturday, November 11, 2006

我がアパートの家具

スウェーデンは素敵な家具が多く、日本にもIKEAがオープンして以来、スウェーデンの家具を家庭で使っている人も増えたのではないかと思う。

IKEAは低価で結構かわいい家具が多いのだけれど、今のうちの経済状況ではIKEAでも高い。それでも我が家には不思議と必要な家具はそろっている。それにどれも気に入って使っている。
この前アレックスと家の中を見渡しながらしみじみ、「ああ、うちの家具はどれもこれもFYNDだね」と言い合った。

FYND=フュンドはスウェーデン語で「ほりだしもの」みたいな意味がある。スーパーや電気製品のチラシなんかではFYND!の文字が大々的に印刷されていて、見ているこっちもつい「お!」っと反応してしまう文字だ。

日本からスウェーデンの学生用アパートに引っ越して、最初に購入したのがベッド。
ERIKS HJÄLPEN(エリックの手伝い、あるいは助け?)という中古家具を扱うお店があるのだけれど。お店はいらなくなった家具を寄付してもらって、安く店で売る。そこから得た利益のほとんどは寄付金として使われる。いらない家具があるときは、店に電話すればトラックで取りに来てくれるし、貧乏な学生には便利なお店。自分の財布からお金を出して寄付するのはなかなか出来ないけど、これなら無理なくいいこと出来るしね。

この店でベッドを買って、続いて椅子を買い。気づけば鏡もテレビ台もエリックに助けてもらった。もちろん店に行けば必要な物が必ずそろっている訳ではないので、何度も足を運んでお目当ての商品が入荷してないか見に行って。IKEAに行けば一度で済んでしまう買い物も、何ヶ月もかかってようやく欲しい物が手に入ったり。傷は当たり前だし、ペンキもはげてるけど今はこれで十分かな。

北欧の有名デザイナーの家具を見るとため息が出るほど素敵で、いつか自分でバリバリ稼ぐようになったら買おうと思うのだけれど。なんだか今使ってる家具を手放せなくなってそうだな。

Monday, November 06, 2006

やっぱり日本食

タイ料理をご馳走になるたび、そのおいしさに感動する。
スウェーデンの肉団子もおいしい。リンゴンジャムをべっとりつけて食べる。

でもほっと一息、「ああ、幸せだな」と思うのは日本の味。スウェーデンで手に入る材料は限られてるけど、工夫すればなんとか出せる懐かしの味たち。

最近は煮物オンパレードで、スーパーで買った大豆をひじきと鍋いっぱい煮込んでみたり。切干大根やら、セロリを煮付けてふろふきみたいな感じにもした。昨日は風邪気味のアレックスのために、しょうがを大量に入れたそぼろご飯を作ったし。

狭い台所で今日もご飯を作る。母の言う「心を込めてご飯を作ってね」を思い出しながら。